フリーランスが価格交渉をするなら今。世間の値上げラッシュはフリーランスの単価アップの味方になりえる。

フリーランスでクライアントワークをしている人は、仕事の報酬単価を決める交渉は、なかなか難しいと感じることも多いと思います。

そんな中、どうも2019年は、単価アップしないといけない要因がてんこ盛りの様相を呈してきています。

値上げラッシュ

というのも、今現在、値上げラッシュが来てるんですね…。

4月から値上げラッシュ! 専門家に聞く“3月中に買っておくもの”リスト – FNN.jpプライムオンライン

プライムオンラインによると、4月1日にラーメンや、乳製品などが値上げ…。このあと5月〜6月にかけてを食料品だけでも800品目以上がも続々と値上げが続くとのこと。きつい!

手紙84円、はがき63円に値上げ 10月から増税分転嫁  :日本経済新聞

さらに消費税増税に合わせ、郵便料金も値上げが決定済み。その他の輸送費も上がっていくでしょうね。

フリーランスも単価アップを模索すべし

生活必需品や、食品の値上げを目の当たりにして何も対抗策を考えないのはフリーランスとしてはいただけません。

節約するという方法ももちろんありますが、それだと長い目で見て、あまり効果を期待できませんし、ジリ貧がつづくだけです。

サラリーマンと違い、われわれフリーランスは自分の価値は自分で決めないといけないです。そのため、自分の基となっている食事や生活の費用がアップするということは、自分の価値もその分上がるということを自覚しないとです。

ということで、こうなってくると、やはり自分の仕事の価値をアップさせることを模索すべき。

世の中これだけ、値上げ値上げという流れになってきているので、クライアントへの価格交渉は格段にしやすくなってきています。この機会を逃さずに利用しておきましょう。

価格交渉のコツ

ただし、「全部10%アップしたい!」というように全部が全部価格交渉するのは得策ではありません。価格交渉するのはあくまで、仕事内容と単価が見合ってないとか、もう少し報酬があればなと感じる案件から優先するのがおすすめ。

クライアントによって予算や都合も様々、どんな判断やどんな基準で考えているのか、その内面まで我々にはわかりません。そのため、今後その案件の発注がなくなる可能性もあるので、単価や報酬が見合っている案件はそのままで。見合ってない案件については世の中の値上げを棚に上げて交渉していくのが得策です。見合ってない案件なら最悪無くなっても、ダメージは最小限ですみますしね。

これだけ値上げラッシュや、人件費の高騰が叫ばれているので、クライアントも値上げには納得しやすい時期になっていると思います。

ということで、世間は値上げニュースばかりでなかなか厳しいですが、われわれフリーランスも報酬単価を見直すべき時がきたと捉え、交渉できるところは強気でいきましょう。

もはや自分の安売りはできない時代がきたという感じですね。