浅間国際フォトフェスティバル「Photo MIYOTA」へいってきました。斬新で気鋭な国内外の写真家の作品展は見応えあり。

長野県の御代田町にて9月30日まで行われていた、フォトフェスティバル「Photo MIYOTA」へ行ってきました。

会場は、かつてメルシャン軽井沢美術館だった場所でかなり開放感があり、景色が美しい、ちょっとした公園のような広い会場でした。

2018年8月11日(土祝)- 9月30日(日)まで開催されていました。なんと入場無料!

全てのアーティストではないですが、撮った写真で気に入ったものをいくつか載せておきます。

これらの中で特に印象深かったものをいくつかご紹介。

Jessica Eaton

これらのグラフィックスはPhotoShopなどのCGではなく、全て銀塩カメラでフィルムを使って作り上げられているとのこと。すごい。

Roger Ballen

この日はすごい良いお天気に恵まれたので、Roger Ballen(ロジャー・バレン)の作品の後ろに広大な浅間山が撮影できました。おどろおどろしい作品とのギャップがまた…。

鷹野隆大
鷹野隆大

鷹野隆大氏のコーナーで体験できる体験型の作品。蓄光シートの前に立って、フラッシュでシルエットが残るという。このシルエットはぼくなんですが、徐々に消えていきます。

Lucas Blalock

Lucas Blalock(ルーカス・ブレイロック)の作品は、AR(拡張現実)を使った新しいもので、スマホアプリをDLしてスマホを通して作品をみるもの。

Ed van der Elsken

会場の写真撮り忘れましたが、Ed van der Elsken(エド・ファン・デル・エルスケン)の映像作品を2つ並べていたインスタレーションも印象的。

2つ並べて流されていたしまたが、1つはこちらの『A Photographer Films Amsterdam』。1970〜80年位のアムステルダムの人や街がなんとも良い感じ。

もう1つは、パリや東京の記録もあり、彼の作品をランダムで流していたようです。が同様に見応えがありました。

この他にも、面白い作品がゴロゴロと。

参加作家や作品について、詳しくはオフィシャルHPで確認できます。

浅間国際フォトフェスティバル | ASAMA INTERNATIONAL PHOTO FESTIVAL
浅間国際フォトフェスティバルは、国内外の優れた写真家たちの作品を屋内外に展示し、他にもイベント、ワークショップを通じて、写真の楽しさを世界に発信するアートフォトの祭典。長野県浅間山麓の美しい自然の中で、五感で感じられる様々な写真体験をお届けします。

単なる、著名なフォトグラファーの写真を印刷して展示して終わりではなく、写真やカメラといった、テクノロジーを様々な形で自身の作品に落とし込んでいるのが印象的。

こういった展示会は、デザイナーのクリエイティビティも刺激してくれます。

広い会場に、参加作家数も多数。しかも入場無料という太っ腹なフォトフェスティバルでした。

どちらかというと、アート・デザインに近い写真展で、インスタレーションや体験型の展示もあって期待以上に楽しめました。

ぼくはいったのは9月下旬でしたが、8月には色々イベントなどもあったようです。気になる…!

今年はもう終わってしましましたが、毎年あるのかなぁ?また開催されるようでしたら是非いって見たいと思わせてくれる展示会でした。