7月になったので、国民年金の免除申請はお早めに

フリーランス、自営業者の多くは国民年金を払っているわけですが、毎月の売り上げにバラつきのあるフリーランスには毎月1万5000円強の支払いは大きな負担。キツイ場合は免除申請がおすすめ。

メンドクサイって放置すると後々何百倍もメンドクサイことになりかねないので。

申請はめちゃ簡単です。ただ、注意したい点を何点か

前年度の所得が審査対象となるのは今年の7月以降の申請から。

国民年金の免除額には全額免除・4/3免除・半額免除・4/1免除と4パターン。自分がどの免除額になるかは確定申告した所得によって決定します。

7月1日以降に免除申請をすると、前年の確定申告の所得額に対して審査が行われます。
6/30以前に免除申請をしてしまうと、前々年の所得に対して審査が行われるため、注意が必要です。
国民年金の払込書はだいたい6月~7月に、一年間分がまとめて送られてくるので、送られてきた後、7月以降に免除申請をすれば、前年の所得が基準になります。

 

参考 → 国民年金保険料の免除等の申請が可能な期間

 

国民年金保険料の後納制度で、免除した年金を過去5年までさかのぼって納められる。

去年の9月までは10年さかのぼれたんですが、今年からは5年です。

免除すると将来受け取る年金額が減額されるので、払えるときに払いたいと思う人もいるかと。年金の支払額は確定申告で所得控除されるので、収入が増えて余裕がある年なら、控除で税金が減るのでむしろ払っておきたいんだよね。

年金の支払いを減額・免除しても過去5年なら追納できるので、今の生活がカツカツなら少しでも免除申請して、5年のうちに収入を上げることを考えるのが精神衛生上良いかと。

 

参考 → 国民年金保険料の後納制度

免除申請は市役所・区役所の窓口で簡単&おすすめ。

これは自分の場合。 フリーランスの場合平日でも時間が作りやすので、市・区役所の窓口へ行くことをおすすめしたい。

なぜかというと、上で書いた後納制度とか、そのあたりの告知が貼ってあったり最新の年金関係のパンフレットが置いてあって意外と知らない情報が入ってくるんだよね。 あとは、窓口の年金係の人が自分の状況をパソコンで見てくれるので、分からない部分も聞けるので楽です。

窓口へ行く際は年金手帳を忘れずに。混んでなければ10分もかかりません。

役所へ行く暇がない人は、送られてくる支払書の中に免除申請のハガキがあるのでハガキを書いて送ってください。

 

免除申請の結果は2~3か月後。その期間の年金は支払わない。

免除申請をしたら、審査結果と免除額に応じた支払書が、2~3か月後に送られてくるので、それまで年金を払うのは待ちましょう。年金を払ってしまうと戻ってきません。ご注意を。

 

 

ということで、フリーランスのみなさん、国民年金が厳しくても放置だけはやめておきましょう。黄色とか赤とかの封筒が送られてきますので。。